船橋昭和浄苑に決定!

船橋昭和浄苑に決定!

1位 船橋昭和浄苑
2位 八千代ふれあいパーク
3位 釈迦寺 小室大納骨堂
4位(タイ) 船橋中央メモリアルパーク/三咲霊園
6位 馬込霊園
決定ポイント

供養最高 手紙で、銀座で、おしゃれで便利

高齢の母ひとりで安心 最多スタッフで付き添い万全、癒しの休憩所

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船橋昭和浄苑の霊園総合ランキング

1位 船橋昭和浄苑
2位 八千代ふれあいパーク
3位 釈迦寺 小室大納骨堂

4位(タイ) 船橋中央メモリアルパーク
三咲霊園

6位 馬込霊園

船橋の霊園総合ランキング

1 総評

船橋昭和浄苑がトップとなりました。
母娘のわがまま要望にガッチリ応える「スキの無さ」に加え、アグレッシブな魅力とプラスαの仕掛けに溢れていました。特筆すべきが、最大加点となった「手紙処」。お参り方法をモノ・コトともに提供するというのが斬新でした。

2位、3位の八千代ふれあいパークと釈迦寺小室大納骨堂
どちらも設備がしっかりしている上にテーマ性が際立っていて、個性がハンパじゃない!
その分、ユーザーの好みが分かれるところはありそうですが。

このように上位3件は、パワフルな個性派揃い
船橋・霊園御三家」といっても過言ではありません。

同点で4位タイとなった船橋中央メモリアルパークと三咲霊園
奇遇にも今回のエントリー中、価格ゾーンが低い同志です。
上の御三家とは逆のベクトルを行く魅力を感じました。
つまり、華やかな個性や付加価値(私達母娘が求めるスペシャリティ)より、簡素に削ぎ落としたスタイル&価格を身上とするタイプ。

ここまでの5か所を2派に分けて名付けるならば、スペシャル派とサッパリ派、あるいは、足し算派と引き算派でしょうか。

公営の馬込霊園は最も地味な数値結果となりましたが、これが従来の霊園スタンダード=ゼロポイントであると理解。

ここを起点に、その後の新しい民営霊園はどう行くか、を意識して開設してきているのではないかと推測するのです。
民営ならではの創意工夫と最新のマーケティングから、公営との差別化を打ち出す霊園でないと意義がないのです。攻めねばならないのです!

そうした意味で、私達母娘のわがまま評価数値という素人の偏った評価ではありますが、馬込霊園より他5件が上回ったのは、むべなるかな。各霊園の努力が表れた結果かと・・・。

2 わがまま評価総合ランキング
1位 船橋昭和浄苑39⁄40★中
一言感想基本レベルクリア+美しさ&感動+スペシャルな「手紙処」!
①雰囲気 ★★★★★
②スタッフさんの感じ ★★★★★
③休憩所事情 ★★★★★
④トイレ事情 ★★★★
⑤園内の動きやすさ ★★★★★
⑥お参りに来たくなる感 ★★★★★
⑦コスパ感 ★★★★★
⑧プラスの魅力 ★★★★★
2位 八千代ふれあいパーク32⁄40★中
一言感想ちょっとセレブなガーデン風、ホスピタリティ満載。
①雰囲気 ★★★★★
②スタッフさんの感じ ★★★★★
③休憩所事情 ★★★★★
④トイレ事情 ★★★
⑤園内の動きやすさ ★★★★★
⑥お参りに来たくなる感 ★★★★★
⑦コスパ感 ★★
⑧プラスの魅力 ★★
3位 釈迦寺 小室大納骨堂28⁄40★中
一言感想黄金キラキラ、合理的な室内型。
①雰囲気 ★★
②スタッフさんの感じ ★★★★★
③休憩所事情 ★★★★
④トイレ事情 ★★★★
⑤園内の動きやすさ ★★★★
⑥お参りに来たくなる感 ★★★★
⑦コスパ感 ★★★★
⑧プラスの魅力
4位タイ 船橋中央メモリアルパーク24⁄40★中
一言感想コンパクトで、無駄なくライトな新設霊園。
①雰囲気 ★★
②スタッフさんの感じ ★★★★
③休憩所事情 ★★★
④トイレ事情 ★★★
⑤園内の動きやすさ ★★★★
⑥お参りに来たくなる感 ★★
⑦コスパ感 ★★★★
⑧プラスの魅力 ★★
4位タイ 三咲霊園24⁄40★中
一言感想簡素で明るい、和らぎ系。驚きの低価格あり。
①雰囲気 ★★★★
②スタッフさんの感じ ★★★
③休憩所事情 ★★★★
④トイレ事情 ★★★★
⑤園内の動きやすさ ★★★★
⑥お参りに来たくなる感 ★★★
⑦コスパ感 ★★
⑧プラスの魅力
6位 馬込霊園12⁄35★中(※⑦をカウント対象にしなかったため)
一言感想公営・開設70年前・オーソドックスな大型霊園。
①雰囲気 ★★★
②スタッフさんの感じ ★★
③休憩所事情 ★★
④トイレ事情
⑤園内の動きやすさ
⑥お参りに来たくなる感 ★★★
⑦コスパ感 ・・・・・※評価不可
⑧プラスの魅力

スタートまでのストーリー
1.父が急逝、お墓どうしよう!

1.父が急逝、お墓どうしよう!

今年6月、父が70代初頭で他界しました。大病や入院をしていたわけではなかったの
で、突然と言えば突然のことでした。
20年ちょっと前からサラリーマン最後の転勤をきっかけに住み着いた、ここ船橋。
「この地域でお墓も用意しようかね」と、夫婦で話し合っていた矢先の他界でした。

残された母、「お墓、どうしよう!」となりました。
そこでアラフォー・一人娘(私・本サイト運営者)登場!
東京の郊外でDINKS(古い言葉ですね、子供なし共稼ぎです)暮らし。
ゆえに、まあまあ、制限付き自由はある身。
「船橋で、ウチに一番いいお墓を一緒に探して!」とすがりつかれ、週末、時々有給休暇で霊園めぐりをすることになりました。

始めるに際し、母が大胆な提言をしました。
「リサちゃん、あなた、調査とかレポート作るの、やってたじゃない?」
「そうねぇ。」
「その経験を活かして、これから見に行くお墓のことを世の中の人に教えてあげたらどう?
船橋で困っている人、たくさんいるはずよ、お母さんみたいに。」
「えーっ?!」
「お骨のお父さんも『人様のためになるなら、待つ甲斐がある』って納得するから。」

かくして、すごい母の論法に説得され、本サイトを立ち上げたのでした。

スタートまでのストーリー
2.亡き父のお墓考

2.亡き父のお墓考

亡くなった父は山陰地方の出身で次男でした。大学から上京、そして東京で就職。
転勤数回、それに伴い引っ越し暮らしがありました。父母&ひとり娘の3人家族。

父は、遠い本家のお墓に入るつもりはなく、住み着いた船橋でと考えていました。
古いお墓で面倒な事があり、父の兄と共に大変な思いをしたことも、お墓への考え方に影響していました。

「俺のお墓で、後の人間に苦労はさせたくない。のちのち負担の無い墓がいい。」
「誰もお参りに来なくなることを想定して、ほっといても大丈夫な墓に入ろう。」
「最近は何でも進化している時代だ。もっと具合のいい墓が出てくるぞ!」
と、腕まくりをしていた矢先に逝ってしまったのでした。

加えて、わがままな母の条件があります。
「膝が痛いから、階段とか多い所はイヤよ。」
「ただお参りに行くだけなんて、もったいない。『何かいいコト』ある霊園ってないかしら?」

船橋は霊園がたくさんあるとは言え、ハードル高そう・・・大丈夫でしょうか?

スタートまでのストーリー
3.永代供養墓+美観

3.永代供養墓+美観

両親に、船橋近辺の親戚はなく、家族身内は私・一人娘の夫婦だけで孫もいません(ごめんなさい)。
「お母さんが入った後は、お参りに来るのはリサちゃん夫婦でおしまいね・・・。
あっ、お参りなんて期待してないから。」
「どういうこと(怒)?!」
「お墓より、生きている自分達のスケジュールが優先でしょ。夫婦で働いていたら、忙しいし尚更じゃない。」
「・・・・・・。」
「それでいいの。今から将来、誰も来ないことを前提に探しましょ!」

なんと、割り切った発想。しかし、続きがあります。
「でもね、鬼太郎が運動会するような、草ぼうぼうでボロボロになるお墓には入って居たくないわ。」
ゲゲゲッ! 出ました、わがまま発言!

というわけで、「永代供養墓」が条件になりました。
美意識の高い母にとって「美観」も条件にプラスしないと・・・・。

スタートまでのストーリー
4.巡る霊園墓地をセレクト

4.巡る霊園墓地をセレクト

さあ、スタートの段取りに入ります。
船橋市内だけでも霊園墓地は20件以上あり、探すには恵まれた地域だと思います。
しかし、時間も体力も限界がありますゆえ、あらかじめ大まかな条件で絞ることにしました。

■永代供養墓がある ■評判や注目度(アクセス数)が高い
その結果、次の6か所にしました。

【巡る霊園墓地リスト】
① 船橋昭和浄苑
② 三咲霊園
③ 釈迦寺霊園 小室大納骨堂
④ 八千代ふれあいパーク
⑤ 船橋中央メモリアルパーク
⑥ 馬込霊園
以上の箇所へ、何日かに分けて実際に行って参ります。

さて、基本情報や運営側の紹介記事なら、WEBや雑誌・カタログから得られます。
私たち母娘が発信するべきは、「一般人の目線と感覚」だと思うのです。
同じ立場の方に代行して「行って見てきて、報告する感じ」です。
とくにわがままな母と娘のキツーイ主観的チェックは、価値ある指標にきっとなるはず。
そのチェックポイントを設定して、次にお伝えします。

スタートまでのストーリー
5.わがままチェック項目設定!

5.わがままチェック項目設定!

「世間の評判や情報より、自分達の感覚が一番!」
「WEBやパンフレットに書いてないことこそ、チェックすべきポイント。」
・・・と2人で話し合った結果、チェック項目は8つにもなりました!
シニア女+アラフォー女の目線で項目ごとにレポート、最後に評価★マークを付けます。

母娘のわがままチェック項目

① 雰囲気
風景や空気感、好き嫌いとか色々。ムードは大切。
② スタッフさんの感じ
対応の感じとか、笑顔とか人柄とか。
③ 休憩所事情
母は膝が悪いので、座るポイント必須。美味しいコーヒーやお茶が飲めると嬉しい。
④ トイレ事情
何はなくともこれだけは! 使い勝手、設置場所、親切設計か、など。
⑤ 園内の動きやすさ
膝の悪い母、年々動き辛くなるのを見据えて、通路環境、バリアフリーなど。
⑥ お参りに来たくなる感
母の求める「せっかく行くなら何かイイコト」があるか?
⑦ コスパ感
理屈ではないことも含めて判断。

⑧ プラスの魅力
特別なモノ・コトがあれば、ボーナス的に評価と加点。

母いわく、「わがままで、注文の多い女性の評価はね、役に立つのよ!」。

スタートまでのストーリー
6.「戒名」もセットで!

6.「戒名」もセットで!

探すに先立って、私達がもう一つ購入すべきコト?がありました。
「戒名」です。

我が家(今となっては私の実家)は、船橋に住み着いたものの、地元のお寺の檀家になることなく暮らして来ました。
「檀家制度」」なる伝統的なお寺システムに、特に意識もこだわりも無かったのでしょう。それは特別でなく、「団塊の世代のフツーの意識と暮らし」の両親だったと思います。
「ウチって、何宗だったっけ?」とたまにそんなやりとりを聞いたような、仏教だけど殆ど無宗教状態。
法事は数珠を携え手を合わせ、お正月は神社に初詣、クリスマスは何だかわからないけど楽しく騒ぐ、という「絵に描いたような一般人」です。

前置きが長くなりましたが、父はお骨のままで戒名もありません。
「戒名なんてさ、入るお墓の関係寺で付けてくれるらしいから、『セット』で。」
と言っていた通りになっています。
お墓がない=戒名がない の逆セット状態に!

戒名って高そう・・・・・。

船橋昭和浄苑
概要

1位 船橋昭和浄苑
2位 八千代ふれあいパーク
3位 釈迦寺 小室大納骨堂

4位(タイ) 船橋中央メモリアルパーク
三咲霊園

6位 馬込霊園

船橋昭和浄苑 概要

■名 称: 船橋昭和浄苑(ふなばししょうわじょうえん)
■所在地: 千葉県船橋市大神保町1306  ℡047-457-0550
■開園時間: 午前8:30 ~午後5:30
■休業日:  毎週水曜日
■私達が購入する場合(永代供養墓+戒名)の費用概算(※すべて税別):
①「浄縁墓」(じょうえんぼ):1人分戒名込60万円、2人分戒名込80万円
②「&安堵」(あんど)(2人用墓): 2名分80万円+戒名はご相談

■概況
真宗大谷派・1200年の由来を持つ「證大寺」という東京にあるお寺が直接運営しているそうです。「お寺だから、未来1000年、永代供養が叶うのです」とのこと。母と納得!
全体的にお寺な要素を多々見受けました。入口付近にある親鸞聖人の像も、浄土真宗ならではのものだとか。でも、お墓活用に宗派は問わないのは嬉しいところ。

永代供養墓は2種類、浄縁墓(じょうえんぼ)と2人で入る「&安堵(あんど)」です。
どちらも建築デザイナーの手によるものだそうです。
ビジュアルだけでなく、細部へのこだわりや想いを感じました。


美しいモニュメントのような「浄縁墓」

「朝日広告賞」を受賞したという、モダンなデザインの「&安堵」

母娘わがままチェック結果 サマリー

6つの霊園を巡った結果、この船橋昭和浄苑に父のお墓を決めました!
ほぼ全チェックポイントがパーフェクトでした。
あらゆる点で「基本レベルクリア+美しさ&感動」があったのです。

その中でも特筆すべくは、お参りへのこだわり。
運営する證大寺は「手紙寺」として、亡き人へ手紙を書いてお参りする手紙参りを行っていて、新しい感覚だなと感心しました。
そのための「手紙処(てがみどころ」は船橋昭和浄苑だけにある建物です。
Gデザイン賞を獲得したほどに、おしゃれで素敵!

船橋エリアで検討される方は、是非一度は船橋昭和浄苑とそこの「手紙処」を行かれることをオススメします!

船橋昭和浄苑をわがままチェック
1.雰囲気

1位 船橋昭和浄苑
2位 八千代ふれあいパーク
3位 釈迦寺 小室大納骨堂

4位(タイ) 船橋中央メモリアルパーク
三咲霊園

6位 馬込霊園

母娘のわがままチェック

1.雰囲気風景や空気感、好き嫌いとか色々。ムードは大切。

正門を入ってより真っ直ぐに伸びる広い園内道。
美しく手入れされた個々のお墓が両脇広がるなか、その行きつく先、広がる自然の木立を背景に、オレンジ色の石碑のような永代供養墓が遠く臨まれます。
まずはそのパースペクティブ(遠近感)に、「ほーっ!」と母と感嘆!

その途中にある、もうひとつの永代供養墓「&安堵(あんど)」がこちらです。
大理石の白と緑のコントラストがこれまた素晴らしい。そしてこの遠近感に「永遠性」を感じます。

そちらを過ぎると「手紙処(てがみどころ)」なる美しい建物が!(※「手紙処」記事コチラに)

そして、ついに最終地点に。
永代供養墓「浄縁墓(じょうえんぼ)」の全景が現れました。

自然の緑を背にして佇む、この風格。
世界的に有名なイサム・ノグチの流れを組むデザイナーによる建築であり、貴重な自然石ということです。
永代・・・永久(とわ)に奉るムードを湛えています。

緑と自然を生かした、スケールの大きな庭園美術館のような霊園。
このムード、母娘で気に入りました!

母娘わがまま評価点 ★★★★★
評価基準
★残念
★★やや残念
★★★問題なし
★★★★ちょっと魅力的
★★★★★とても魅力的