発掘ネタ
5.グッドデザイン・ベスト100、さらに!

5.グッドデザイン・ベスト100、さらに!

六本木・東京ミッドタウンにやって参りました。

デザイン・ハブにて開催中の「私の選んだ一品 -2017年度グッドデザイン賞審査委員セレクション」を目指して。

話題の「グッドデザイン賞」受賞のベスト100作品の中から、さらに審査委員82人が「個人的なお気に入り」として選んだ作品が展示されているとのこと。中へ進んでいきます。

スタイリッシュな展示空間が広がっています。

目指す作品は、・・・あそこかな?

ありました!

船橋昭和浄苑のふたり用永代供養墓「&(安堵)」です。
お墓が2017年度グッドデザイン賞を受賞、それもベスト100.これ自体が稀有で快挙である上に、審査員お歴々の個人的なお気に入りにまでエントリーされたとは!
まさに常識を超えたお墓です。

「&(安堵)」の台座に、お気に入りに支持した審査員とコメントが掲示されていました。
他作品は1名ばかりでしたが、こちらは倍の2名。
しかも、両者とも海外の方ですね。インターナショナル!


Andrew Pang (プロダクトデザイナー)

墓地を美しい場所にする非常にユニークなコンセプト。
カップルの遺灰を一緒にするコンセプトもとても思慮に富んでいる。かたちは非常にクリーンでシンプル。悲しみにいる人は、抱きしめることもできる。集合することで、墓地に素晴らしい環境を創り、そして墓地をより終着地らしくしている

Huiming Tong (インダストリアルデザイナー)
愛する人の魂を聖なる石柱に留める。
最小限のデザイン言語で、墓と石碑をたくみに融合させ、家族が簡単に抱きかかえたり触れることができる白い大理石柱の棺が創られている。

コメントを読み、なるほど確かに・・・。
特に「聖なる石柱」という表現にはグッと来ました。
さすがデザイナー、言葉のデザインも素晴らしいですね。

この聖なる石柱「&(安堵)」。
卓越したデザイン作品群の中にあってなお、存在感を放っていました。
どうですか、クールで聖なる佇まいは!

パンフレットもクール。「聖なる石柱」は、ここでも目を引きます。

さて、見終っての感想です。
実際は昭和浄苑の緑の中にある「&(安堵)」ですが、都会的なスタイリッシュな空間にもピタッとはまりますね!
ミッドタウンに映えます。

海を越えて、審査員の感性に響いたその魅力。
よくわかりました。
母も一品展に行かせようっと!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*