発掘ネタ
7.抱きしめるお墓

7.抱きしめるお墓

母とのお墓探しの旅で、フラット型、ボックス型、パネル型等々、お墓の形状は様々なものを見て参りました。

(左から、八千代ふれあいパーク釈迦寺小室大納骨堂船橋中央メモリアルパーク

それぞれ創意工夫や各霊園のセンスが伺えました。
その中にあって、抜群にユニークなお墓がこちら、抱きしめられるお墓 船橋昭和浄苑の「&(安堵)」でした。

「故人を想って抱きしめられるように」と、「身体性あるお墓」として作られたそうです。大理石で作られた円筒型で、その高さは、ちょうど小学校1年生の子供ぐらいかなぁ。まるで「人」が立っているみたいです。石の触り心地が、温もりあるザラ感で、肌を感じさせるような・・・。つまり、通常の墓石の様にツルツル冷たい感じではないのです。

実際に、抱きしめてみました(まだ誰も入っていないものを)。
何と言うか、どこか「人」の様な、抱きしめると何か想いがふつふつと湧いてくるような感じがしました。

「&(安堵)」は二人用のお墓ということで、とても納得。
残された相方が、亡くなった相手を抱きしめて感じられると・・・。
身体性もあるけど、情緒性もあるお墓だなと思いました。

母にしては珍しく、照れて見ているだけでしたが、きっと私が居なければ抱きついたのかも知れません。

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